群馬大学では、教育及び研究に加えて、社会との連携を促進し、学術研究による成果を社会に還元することを使命としています。このため、共同研究、受託研究等産学官連携を含む社会貢献活動を積極的に推進しておりますが、その際、不可避的に利益相反の問題が生じることになります。そこで、本学では、利益相反マネジメントポリシーを策定し、公正かつ効率的に研究を遂行できるように必要な措置を講じています。
外部との経済的な利益関係等によって,公的研究で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれる、または損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない状態をいいます。
例)
大学の研究者Aは企業Bと共同研究契約を結び、資金提供を受けた。研究者Aの研究成果に対して、第三者(社会)から「この研究成果は、資金提供した企業Bに対して便宜が図られているのではないか」と疑われる可能性にある。
産学官連携活動を推進していく以上、利益相反はどうしても発生します。
悪いのは利益相反そのものではなく、利益相反があることによって
・研究の公平性が失われる(バイアスがかかる)
・研究の信頼性が失われる
・研究不正を助長する
・研究者の誠実性が疑われる
といった利益相反の弊害が発生することです。
利益相反の弊害を防止し、健全に行われている研究活動、教職員、大学の公平性、信頼性を守るために利益相反マネジメントが必要となります。
※2024年4月3日に様式を更新しました。
※準備中※