「データマネジメントプラン」(以下「DMP」)とは、研究データの保存・管理、並びに、公開・共有、利活用に関する方針を定める計画書をいいます。原則として研究開始前に作成し、研究の進捗に応じて適宜更新します。
近年、多くの資金配分機関でDMPの作成や提出が求められるようになりました。各資金配分機関の定める方針や様式、応募しようとする事業の公募要領を確認し、DMPを作成してください。
研究データを収集、作成した場合は、研究室や研究データ管理システム等で適切に管理してください。
群馬大学の研究者は、研究データを非公開で安全な環境下で保存・管理・共有するための基盤として、国立情報学研究所(NII)が提供する研究データ管理システム「GakuNin RDM」を利用することが可能です。研究データの保存だけでなく、研究プロジェクトの共同研究者とのデータ共有、メタデータの付与、研究公正のための証跡管理など、研究データや関連資料の管理に必要な機能を提供しています。
なお、研究データを保存する際には、メタデータを作成することを推奨します。「GakuNin RDM」では、メタデータ管理機能がアドオンとして提供されていますので、ユーザーマニュアルを参照し、有効化してから使用してください。
GakuNin RDM ユーザーマニュアル>メタデータ管理機能の有効化
https://support.rdm.nii.ac.jp/usermanual/MetadataManagement-02/
「GakuNin RDM」の詳細はこちら(総合情報メディアセンターHP)よりご確認ください。
研究データの円滑な利活用にあたり、研究データの名称、説明、管理者といったメタデータと呼ばれる情報を付与することが推奨されており、国内の公的資金による研究開発で共通的に用いられるべきと考えられるメタデータ共通項目が示されています。
将来的に、GakuNin RDMで「公開」設定を行えば、「群馬大学リポジトリ」へのデータの自動連携が行われる予定です(現在開発中)。